知って得する水回りリフォームコラム
2024/10/08
防音リフォームのポイント
近くに大きな道路が走っている、線路があるなどの場合、夜遅くまでそこを走る自動車や電車の音が聞こえてきて、大きなストレスになっているという人も多いでしょう。
快適な生活を手に入れるための防音リフォームのポイントをご紹介します。
●防音性機能がある窓に替える
音は空気を伝って住宅内に侵入します。住宅における空気の出入り口のひとつが窓です。そのため住宅の防音性を高めたいのであれば、まずは空気の侵入経路である窓のリフォームをすることをおすすめします。
防音効果のある窓に2重窓というものがあるので覚えておきましょう。2重窓には「厚みが違うガラスを2枚合わせたタイプ」と「2枚のガラスの間に防音シートを挟んだタイプ」の2種類があります。
また、既存の窓の内側に内窓を設置するという方法もありますのでどのタイプがいいのかはご相談ください。
⚫︎壁や床に遮音シートを取り入れる
音の侵入経路は窓だけではありません。表を走る自動車などによって地面が揺れ、その揺れが家の壁や床を伝って住宅内に音を運んでくることもあるのです。
壁や床には遮音シートを貼る、防音材を取り入れるなどの対策をすることをおすすめします。壁や床を伝って入ってくる音がなくなるだけでも、騒音はかなり軽減されるものです。
吸音材や遮音シートなど、部屋を防音室にリフォームするのは多少費用がかさむものですが、そうすることで自分は趣味の音楽を存分に楽しめますし、近隣住民も騒音に悩まされることがありません。どちらにとってもメリットがありますので、ぜひご検討ください。